LED照明は素子自身を放熱することで劣化を遅らせ、長寿命で使用することが可能です。LED素子の寿命は、20,000時間くらいといわれています。
LED素子の寿命の要因には、オープンやショートによる破壊、樹脂レンズの劣化があり、全ての起因は熱によるものです。
そのためLED照明を長くご使用いただくため下記の熱対策を推奨します。
LED照明の筐体熱を下げる
LED照明を取り付けてご使用になる場合、金属ブラケットや金属部品をご使用いただくかエア等で冷却して使用いただくことをお勧めします。
LED素子は、他の照明と異なり赤外放射がありません。そのため伝導、対流にて放熱をさせる必要があります。
こまめにON/OFFして
不要な時は消灯する
LED照明は、消灯→点灯させても明るさが安定していますので必要のない時は出来る限り消灯させて下さい。発熱を抑え素子に掛かる熱ストレスが低減され素子の劣化を遅らせることができます。
光量は低めでご使用ください
光量を下げることで素子の発熱を抑えることができます。光量を下げるため下記項目を推奨します。
LED素子は、寿命が長いとよく言われていますが光量は徐々に低下していきます。
右記は当社標準照明の光量劣化データ(参考データ)です。
(常温にて光量:MAXで連続点灯させた場合のデータ)
LED照明は、周囲環境で明るさに変化が現れます。LED照明は下記の使用環境でご使用いただけることを推奨します。
周囲温度と明るさの関係について下記グラフを参考にして下さい。