京都電機器のサステナビリティへの取り組み
京都電機器は、お客様の期待と要望に寄り添い、高品質の製品とサービスを提供することにより、お客様をはじめとしたさまざまなステークホルダーのみなさまとの緊密な関係を築きながら、持続可能なビジネスを実践し、自社の成長と社会の発展に貢献いたします。
環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点からSDGsが掲げる目標を重要な経営課題と捉え、当社の事業に関連した以下4つのマテリアリティ(重要課題)を設定し、さまざまな取り組みを実施しています。
このマテリアリティに基づいてSDGsへの取り組みを推進し、社会に提供する価値を最大化していくことで、SDGs実現に向けて貢献してまいります。
【経済】
お客様に満足いただける製品を
法令・規制要求事項を守り、顧客要求事項を満たしてお客様に満足していただける品質を提供し続けます。 高品質の商品・サービスを提供し続け、お客様に満足いただくことで、企業活動を通じて社会の発展に貢献いたします。 長年培ってきたカスタマイズ設計技術を活かして「製品を通じた社会の発展への貢献と環境負荷の低減」を目指します。
取組テーマ | 主な取組み |
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製品を通じた環境貢献による お客様満足度の向上 |
お客様の工程での電力使用量の削減につなげる変換効率の高い電源装置の提供 |
省電力・長寿命を実現するLED製品の提供 | |
変換効率の高い瞬時電圧低下保護装置による使用電力の削減 | |
製品含有化学物質の管理による環境負荷物質の低減 |
効率の高い電源装置の提供による CO₂排出量の削減
当社の電力変換効率の高い電源装置は、半導体製造装置等さまざまな装置に採用いただいております。
これらの装置をお客様の工程にてご使用いただくことで、従来品に比べ、電力使用量の削減につなげることができ、CO₂排出量の削減に貢献いたします。
電力変換効率の高い電源装置の販売により、従来品に比べて削減できる CO₂排出量の2023年度目標値を300トンとして活動を推進し、目標を達成することができました。
【E:環境】
地球環境に配慮したものづくり
地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、企業活動のあらゆる面で地球環境の保全に配慮して行動します。
これまでも、環境マネジメントシステム(ISO14001)に基づき、環境活動を実施してまいりましたが、更なる取り組みの推進と継続的な改善を実施します。そして、環境に配慮した製品・サービスの提供やバリューチェーン全体での取り組みにより、持続可能な地球環境と企業活動の両立に取り組みます。
取組テーマ | 主な取組み |
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気候変動問題への貢献 | エネルギー消費の見直しによるCO₂排出量の削減 |
電力回生システムの構築による電力使用量の削減 | |
通函の採用、鉄道輸送への転換による輸送時の環境負荷低減 | |
循環型社会への貢献 | DXの推進による紙使用量の削減および生産の効率化 |
リサイクルの推進や不良率の低減による廃棄物排出量の削減 |
【S:社会】
従業員とともに進化する
進化してもずっと製造業でありたい。自分たちのつくる製品に誇りを持ち、自分たちの目が確実に届く範囲でクオリティの高いものをつくりつづけていくために、従業員とともに進化できる環境を整備します。 また、健康経営を推進することで組織の活性化に取り組みます。
取組テーマ | 主な取組み |
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人材の育成 | 資格取得の推進・支援による人材育成の強化 |
改善提案表彰制度の活用による改善意識の向上 | |
ナレッジデータベースを活用した技能伝承体制の構築 | |
健康経営の推進 | 健康事業所宣言や健康経営優良法人で従業員の健康をサポート |
協働ロボット導入による危険作業・単純作業の低減 |
【G:ガバナンス】
健全な経営基盤の強化
健全な経営基盤は、企業のサステナビリティに不可欠であり、長期的に企業価値を向上させていくために、法令遵守を徹底します。加えて、協力企業や取引先などにおいても企業の社会的責任を意識した取り組みを促すことで、サプライチェーン全体で社会課題に貢献してまいります。
また、地域に根ざした企業として近隣学校からの工場見学の受入れや地元の人材を積極的に採用することで、地域社会との共存を図ります。
取組テーマ | 主な取組み |
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コンプライアンスの遵守 | 法令遵守の徹底 |
サプライチェーンマネジメント | 協力会社との技術交流、情報共有による連携強化 |
地域との共存共栄 | 近隣学校からの工場見学受入れと積極採用 |